「がんばって!」という一言に励まされ、心が温かくなった経験は多くの方にあると思います。私もその言葉に救われた一人です。
しかし、この励ましの言葉が、時として相手をさらに苦しめてしまう場合があることも、私たちは忘れてはならないと考えています。
これまで力の限り努力を重ね、それでもどうにもならない状況に直面し、様々な思いを胸にようやく私たちの支援の場にたどり着く方もいらっしゃいます。そんな精一杯生きてこられた方への「がんばって!」は、「まだがんばらないといけないのか」「今までの努力では足りなかったのか」と、かえってご自身を追い詰めてしまうことがあるからです。
だからこそ、心身ともに深くお疲れの方には、まずこうお伝えしたいのです。
「ここには、お風呂も、温かいご飯も、安心して休めるベッドもあります。どうぞ、まずはごゆっくり心と体を休めてください」と。

まずは安全な場所で安心して休息し、少しでも元気を取り戻していただくこと。そしてこれまでの苦労に共感すること。私たちは、そんな「安心できる居場所」でありたいと願っています。