抱樸館だより

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●2022年12月1日号
~コンテナ詰めに参加してきました~

11月18日(金)にグリーンコープの福岡物流センター内にて第29回パキスタン行きコンテナ詰め作業の手伝いに行ってきました。
抱樸館福岡の入居者7名、卒業生4名、職員2名、その他グリーンコープ関係者27名でコンテナに衣類をまとめたベール50kgを積み込んできました。
この季節でありながらコンテナ内は猛暑となり、みんな汗だくで作業にあたり、4時間ほどで終了しました。
みんなケガもなく、完成できて良かったと感動の体験をさせていただくことができました。
初めて参加されたHさんから以下のようにコメントをいただきました。

★初めて参加してみた感想をお聞かせ下さい。
衣類を沢山まとめてコンテナで送る力のいる作業でした。
普通の人だったら、やらない事を沢山のボランティアの方が集まり、少しでも多く送ろうとする所に感銘を受けました。




★何が一番きつかったですか?
コンテナ内の暑さ、ホコリっぽさ等が嫌だった・・・


★何が一番印象に残りましたか?
コンテナに積み込んだ最後の扉を閉める時に、壮観だった!!


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●2022年11月15日号
~抱樸館福岡 えにしの会主催の紅葉狩り~

◆11/12(土)、えにしの会主催の紅葉狩りを実施しました。
場所は宇美町にある福岡県四王寺県民の森で、とても綺麗に紅葉が進んだ中、
卒業生、職員スタッフ及びその家族を含め、総勢31名の参加がありました。

◆育休中の職員・山迫<ヤマサコ>さんより
雲ひとつない、絶好の秋晴れ。小春日和ですね~なんて話していましたが、気温は26度まで上がっていたらしく、夏日だったのですね。対策が甘く、久々に日焼けをしました。
相変わらず盛り盛りのお弁当(おやつ付き)を、温かい日差しの中、きれいに色づいた木々、久々の顔ぶれと食べられて、最高な時間でした。
そして、産後は外出の機会も少なかったため、私自身もとてもリフレッシュできました。

参加された皆さんも、外出する機会が減っているとのことで、このような機会の大切さを改めて感じました。大変楽しい時間をありがとうございました。

◆初めて参加した厨房スタッフのお二人から
・いつも作るだけで終わるお弁当をえにしのメンバーに届けて、紅葉を見ながら一緒に食べられた事は、良い思い出になりました。安否確認も兼ねて、季節の移り変わりをみんなで感じられるのは、幸せだなと思いました。
・参加者の皆さんと久しぶりに顔を合わせることができて良かったです。
「やっぱり抱樸館のお弁当は美味しいよ」
「ボリュームがあって美味しかった」
「入館制限がとけ、また抱樸館で食事がしたいな」
等々、直接お声を頂き嬉しかったです。
美味しそうに召し上がってる姿に元気をもらいました!アフターの皆さんと抱樸館は「食」でも繋がっている事を感じることが出来ました。

◆3人のお子さんと参加した職員より
1年ぶりの紅葉狩り、気候もよく色とりどりの紅葉のなか豪華なお弁当と手作りのおやつを食べながら卒業生・入居者の皆さん・職員と過ごす時間はゆったりとしていて日々の忙しさを忘れて楽しむことができました。久しぶりに会う卒業生の方、卒業して初めて会う方など、このようなイベントを通してつながりがあることの嬉しさを再確認できた1日でした。コロナが収束してたくさんのイベントで皆さんに会うことが楽しみです。


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●2022年11月1日号
~抱樸館福岡 秋の風景~

すっかり秋らしく過ごしやすい季節となりました。
夜は冷え込む日もあります。皆様風邪などひいていないでしょうか?
抱樸館福岡の庭の木々も綺麗に紅葉しています。

今日の、夕食は、豚しゃぶ・煮浸し・味噌汁・・・
栄養バランスが良くて、とても美味しそうですね。

12日(土)は、毎年恒例の卒業生の方と一緒に、紅葉狩りです。
厨房の豪華なお弁当と、美しい紅葉、皆さんの久しぶりの笑顔が見れることをとても楽しみにしています。


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●2022年10月15日号
~抱樸館福岡・展覧会開催~

すっかり秋らしく過ごしやすい季節となりました。
抱樸館福岡の食堂で開催されたペーパーフラワーの展示会の様子をお届け致します。

手先が器用なHさん、紙を使って繊細なお花を制作されています。
花火の様な元気いっぱいの作品から、小さな色とりどりの花びらがいっぱいの花々・・

食堂に並べられた作品に、皆さん元気を貰いました。
職員や入居者に、「好きなの持っていっていいよ~。」と声をかけていただきました。
殺風景な事務所のデスクが華やかに温かく彩られました。Hさん、本当にありがとうございました。


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●2022年10月1日号
~納骨式を執り行いました~

七回目となる納骨式を、9月27日(火)に執り行いました。
明け方は強い雨が降っていましたが、式が始まる前には雨がピタッと止み、相談員と抱樸館福岡の卒業生、入居者含め、9名が参列しました。今回はお一人を納骨し、総勢42名の方を納骨させていただいています。
私たちが関わっている多くの方々はご家族との縁が切れています。
宗教によってさまざまな意味合いはありますが、お墓があり、お墓参りができることにより故人を偲ぶこと、偲ぶことによりいつもはあまり会えない人たちと会うことができる喜びをこれからも大切にしていきたいと思います。

また、今年も「きずな祭」の開催を中止としました。楽しみにされていた方もたくさんいらっしゃったと思います。来年こそは新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、開催したいと考えています。その際には、みなさまにご案内しますので、もうしばらくお待ちください。


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●2022年8月15日号
夏野菜の収穫

お盆も過ぎようとしていますが、まだまだうだるような暑さが続いていますね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
コロナも収束の兆しが見えず、抱樸館福岡でも、緊張感を持って過ごしています。
早く、元の生活に戻って皆様にお会いできる日を楽しみにしています。

抱樸館の庭の畑では、まだ夏野菜の収穫が続いています。
形はいろいろですが、味はとても美味しいです。

おすすめレシピは、夏野菜カレーです。
こんがりと香ばしく焼いた野菜をカレーに添えると、食欲が増して元気がでますよ。

是非、お試しくださいませ★


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●2022年7月15日号
抱樸館福岡スタッフのつぶやき・・・その82

2月より働かせていただいています、相談員の増田です。
日々たくさん学ばせていただき、楽しくやりがいを感じています。
まだまだ未熟ではありますが、入居者の皆さんの思いに寄り添う
お手伝いができるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。


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●2022年7月1日号
~職場体験の学生さんの感想~

梅雨も明けて、蒸し暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
麻生医療福祉専門学校から2名の学生さんが、職場体験に来てくださいました。
感想をいただきましたので、掲載させていただきます。
今後の福祉の現場でのご活躍をお祈りしています。


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●2022年6月15日号
抱樸館福岡スタッフのつぶやき・・・その81

4月に入社した萱島(かやしま)と申します。
抱樸館で働けることが大変うれしく思います。入居者と向き合い、縁を大切にし良い関係を築いていけたらと考えております。良き相談員になれるよう精進して参りますのでよろしくお願い致します。


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●2022年6月1日号
~たのつりすっこ保育園の園児たちと芋ほり大会~

蒸し暑い日々も多くなってきました。熱中症対策に水分補給と適度な休養を取りながら、
梅雨に向けて、体力を蓄えておきましょうね。
5月26日、毎年恒例になってきました園児たちとの芋ほり大会を行いました!
小さなお友達たちが掘りやすいように、土からお芋が見えるように工夫しておきます。

「ほらほら、ここのツルをひっぱって~」
「ダンゴ虫がいるよ~!!」「ワァ、いっぱいおいも、ついてる~!!」
楽しそうな声に、園芸担当の卒業生・入居者も嬉しそうです。

大・小たくさんのジャガイモが収穫できました。
子供たちの笑顔に、みんなの心も癒された時間となりました。


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●2022年5月15日号
抱樸館福岡スタッフのつぶやき・・・その80

昨年の8月より入職しました祐定(スケサダ)です。
経理の担当をさせて頂いております。
入居者やアフターの方々より、お預かりした
お金の管理や帳簿管理を、正確・丁寧に行いつつ
コミュニケーションを取りながら、日々経験を積み上げて
いきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。


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●2022年5月1日号
~ 抱樸館の画伯・作品集~

最近は、Tシャツやワイシャツの背中に、描いています。
とても繊細で、大迫力・・・本当に細かくて、美しいです。画伯の才能には驚かされます。
すべて、ペンで描かれています。製作中は、黙々と作業されていますので、
事務所もとても、静かです。

完成してからが、大忙し!!
「できたよ~。写真撮らんでいいん?」
「着てみる~?」大きく楽しそうな声が今日も響いていました。
(できれば、もっともっと大作をずっと描いて欲しいものです。)
※赤いひよこは、画伯の初期の頃の作品かと思いきや、一周回って、最近の作品だそうです。


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●2022年4月15日号
~ 納骨式を行いました。~

3月25日(金)に年2回行っている納骨式を開催しました。
相談員と抱樸館福岡の卒業生含め、13名が参列しました。
晴天に恵まれ、今回は8名の方を納骨しました。

前回、昨年の10月に納骨した方のご親族が見つかり、
引き取りたいとの意向を受け、ご遺骨がご家族のもとに
戻られた、ということがありました。
本来、私たちもご家族のもとに戻られることが一番良いことだと思っており、
うれしい出来事でした。
しかし、私たちが関わった方々の多くはご家族との縁が切れている方です。

宗教によって様々意味合いはあるかもしれませんが、
お墓は、故人と今生きている家族をつなぐという精神的な役割があると思っています。
お墓参りで故人を思い出すことによって、互いに生きていた時の関係から、
生きている私たちと故人の関係を新たに築いていくことができます。

お墓があり、お墓参りができることにより故人を偲ぶこと、偲ぶことにより
いつもはあまり会えない人たちと会うことができる喜びをこれからも大切にしたいと思います。


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●2022年4月1日号
~すっかり春めいた季節になりました~

すっかり春めいた季節になりました。
抱樸館福岡の庭の桜も満開です。美しいですね。

(庭の桜をしみじみと眺めるT主任・・・哀愁を感じますね)

出会いも別れもあるこの季節です。昨年の3月に入居されたOさんが、ご卒業をお迎えになりました。最高齢ながら、いつも精力的に社会福祉協議会のボランティア活動などでご活躍されていました。抱樸館の生活を「この世のパラダイス、できれば一生ここに居たい・・」と言われていました。

名残惜しいですが、別れの時はやってきます。
「子供が親戚の家に何日か泊まりに行ってたら、楽しくて帰りたくなくなるよね。今、そんな心境です。」「絶対また、遊びにきてくださいね!」と約束をしました。
抱樸館を大好きでいて下さったOさんの幸せを職員一同、お祈りしています。


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●2022年3月15日号
抱樸館福岡スタッフのつぶやき・・・その79

相談員の氣賀澤です。自立に向けて頑張っているみなさんが、厳しい状況や課題にじっくりと向き合って取り組む姿勢に、ひたむきな思いを感じています。
入居者のみなさん、そして卒業生のみなさんが、安心してこれからの生活を送ることができるように、力になりたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

2022年3月16日 ~救命救急講習を受けました~
本日、抱樸館福岡の職員が福岡市消防局の救命入門コースを受講しました。
講習内容は、胸骨圧迫とAEDの使用方法を学びました。

5人1グループに分かれて、胸骨圧迫(今は心臓マッサージとは言わないそうです。)

脚を少し開いて、垂直に下に5センチ沈めます
(強すぎず、弱すぎず・・がなかなか難しいですね。)

電極パットで心臓を挟んで、電気ショックを与えます。
(心臓が、痙攣を起こしている状態を止める、または正常に動かす働きがあるそうです。)

抱樸館福岡でも、高齢者や持病をお持ちの方が多数入居されています。
事務所にもAEDは準備されています。もしもの時に、冷静に行動できるように、
日頃からシミュレーションしておくことはとても大切だと思いました。

福岡市消防局の皆様、ありがとうございました。


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●2022年3月1日号
~じゃがいもを植えました~

2月16日、じゃがいもの種を植えました。
コロナ予防のため、今回は職員と入居者1名のみで行いました。
ビタミンが豊富でほのかな甘みとホクホク感がたまらない「きたあかり」という種類のじゃがいもです。なめらかな食感を活かしたマッシュポテトや、油との相性のよさを活かしたポテトフライがオススメのレシピだそうです。6月の収穫がとても楽しみですね!

80代のKさん、いつも畑仕事をお手伝いしてくれています。
こつこつと草刈りなど、ありがとうございます。


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●2022年2月15日号
~抱樸館の画伯誕生~

こんにちは、コロナ感染症が福岡でも爆発的に増加しご不便な毎日をお過ごしのことと思います。抱樸館福岡でも、ますます緊張感を持って日々過ごしております。
入居者のAさん、毎日大きな身体を揺らしながら、元気に事務所にやってきます。
「部長(館長)~!!」「係長(T主任)は、おらんの?」
相談員のことは、○○先生!と、独自の呼び名で呼ばれます。
一日に100回くらい事務所を出入りしているのではないかと思う日もあれば、
全く事務所にやって来ない日が続き・・・「あれ?今日は何だか静かだね。。」
静かなのは良いことですが、少し心配になり、そっとお部屋を覗いてみると・・・

とても、繊細な点描画の様な美しい作品を制作中でした。

美しく、勇猛な龍!コロナ疲れの日々も吹っ飛びそうですね!
これからも、制作がんばってくださいね。


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●2022年2月1日号
卒業生の方からのアンケート

コロナが急拡大し、皆様も大変な毎日をお過ごしのことと思います。
抱樸館福岡でも、ますます気を引き締めて感染予防を行っています。
今回は、卒業生の方の退居のアンケートをお届け致します。


〇 S様 30代・入居期間 9ヶ月

抱樸館福岡での生活はいかがでしたか?感想をお聞かせください。
・最初は不安でしたが、ボランティアなど参加してだいぶ馴染んで生活ができました。最初の頃は(依存症の)自助グループには行く気はなかったのですが、行った方が自分のためになると思い行き始めて良かったと思いました。

新しい生活に向けての抱負・抱樸館へのメッセージなどありましたら、お願いします。
・完全な一人暮らしではないのですが一人暮らしに近い生活ができるのでストレスなどを溜め込まないでリラックスして生活できると思います。抱樸館のおかげで、路上生活から出られたのと親との関係も良くなったと思うので感謝しています。ありがとうございました。
館長、主任、職員の方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

★ 入居中は、職員のお手伝いやボランティア活動で活躍していただきました。ご卒業後も、作業所や依存症の自助グループへの参加を継続されています。いつまでも応援しています。


〇 O様 60代・入居期間 約1年

抱樸館福岡での生活はいかがでしたか?感想をお聞かせください。
・色んな人がいて、楽しい面もありましたがちょっとうるさい面もありました。食事は美味しかったです。ボランティアも楽しかったです。

新しい生活に向けての抱負・抱樸館へのメッセージなどありましたら、お願いします。
・とにかく仕事をがんばりたい。一人食は寂しいけど、抱樸館の生活を思い出して食したいと思います。

★入居中から、抱樸館や保育園への配達業務に就かれていました。今後も、ご活躍をお祈りしています。コロナが収束したら、お昼ご飯を食べに来てくださいね。


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●2022年1月15日号
~1月1日、書初めを行いました~

今年もコロナウイルスの影響にて年始の恒例行事、卓球は行うことができませんでしたが、書初めだけはやはりかかせないということで、密にならないよう書初めを開催しました。

約10名の方がかわるがわる参加され、それぞれ今年の意気込みを書いた作品を書かれました。一部どういう意味だろう、と思う作品も・・・。

本来であれば様々なプログラムを通じ、入居者のみならず、卒業生と一緒に出来るプログラムを行いたいところですが、まだ我慢する時間が続きそうです。

また皆さんと一緒に楽しく行事を行える日を待ち遠しく、日々感染対策を行いながら頑張って行きたいと思います。

抱樸館福岡では現在、相談員、当直、厨房スタッフを募集しています!
私たちと一緒に働いてみませんか?
詳しくは、抱樸館福岡 早野・青木まで♪
TEL092-624-7771


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●2022年1月1日号
~あけましておめでとうございます~

あけましておめでとうございます。
今年もみなさまよろしくお願い申し上げます。

2022年1月1日の朝食は、お雑煮とブリの刺身などお正月らしい食事となりました。

食材を提供していただいているグリーンコープのお取引先様のおかげで、豪華な食事となりました。本当に感謝しております。ありがとうございます。

2021年も新型コロナウイルスの感染症対策に重きを置き、抱樸館福岡を卒業された方々には大変不便な思いをさせてしまい申し訳ございません。2022年は新型コロナウイルスの感染対策を徹底しながら、料理練習会やお祭りなどを開催しようと考えています。

通常の生活には戻れない日々が続きますが、みなさまのご健康をお祈りするとともに、笑顔でお会いできる日を楽しみにしております。

2022年も抱樸館福岡をよろしくお願いいたします。


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