2023-02-14 08:50:40

2月に初釜を行いました(えくぼほっと倶楽部第2回目)

2月12日(日)にえくぼほっと倶楽部第2回目を開催しました。前回のようにグリーンコープの商品をみんなで試食する試食会と合わせて行いました。グリーンコープの有機抹茶と、宇治の生八つ橋とゆずピールを味わいました。えくぼには、茶道を長年やっているワーカーさんがいますので、2人に登場してもらい初釜をおこないました。このお二人には着物を着ていただき、実際の初釜のしつらえに協力してもらいました。写真をご覧ください。雰囲気あるでしょう!流派は違うお二人ですが、抹茶をいただく私たちは自由に。もうみんな、非日常の雰囲気にまったり。お茶を点てたい人は、茶筅でカシャカシャを習い、グリーンコープの抹茶の味を堪能しました。先生お二人が言われるには、お茶をやってよかったことは、日常の所作が美しくなることだそうです。今日は私たちワーカーたち茶道と着物にぞっこんとなりました。
2023-02-03 17:10:09

高齢者虐待防止についての研修会に参加

2月2日、佐世保市長寿社会課主催の「高齢者虐待防止ネットワーク検討会」の研修にリモートで参加しました。 法律事務所の弁護士さんから第1部 「高齢者虐待の現状と経済的虐待の意義」「滞納問題と経済的虐待」について、第2部「滞納と経済的虐待」についてお話がありました。経済的虐待とは、「本人の合意なしに財産や金銭を使用し、本人の希望する金銭の使用を理由なく制限すること」。具体的には、介護者や親族などが、日常的に使用するお金を不当に制限する、生活に必要なお金を渡さないなどです。関わるご利用者の中で該当しないか思い浮かべながら聞きました。虐待と思われる場面に遭遇した場合は、事実を具体的に記録に残し、行政や地域包括支援センターに迅速に相談することが重要と学びました。滞納に関しては、ケアマネージャーは直接関わることはありませんが、滞納問題の背景には経済的虐待が潜んでいることを理解し、発生した場合は滞納原因をなるべく早く突き止め、関係事業所と連携して対応していく事、また契約書の点検や分割払いの書式の準備なども必要であることを学びました。
2023-01-06 12:39:19

地域に支えられて

若年性認知症でも一人暮らしを頑張られていたAさん。ゴミ出し日を間違えたり、家の入口がわからなくなったり。でも炊飯器ではなくケトルでご飯を炊いたのにはさすがに驚きました。とても上手に炊けてましたが、大好きなラーメンが食べたくても今度はお湯が沸かせなくて等々・・・。 介護保険のサービスやご家族の力だけでは足りない部分が少しずつ増えてきて、地域の生活支援コーディネーター(SC)を介して見守り支援を相談しました。すると地域サロンに参加している方が中心となり、サロン参加の誘いやわからない時の声かけ等支援してくださいました。2ヶ月程経過してグループホーム入所が決まり報告をしたところ、SCさんより、“実は、自分達より若い認知症の方にどのように接して支援すればいいのかわからないと相談があっていました。そして、認知症サポーター養成講座開催のきっかけ作りに繋がりました。短い期間でしたが、Aさんとの関わりで地域の方は認知症への関心が芽生え、認知症を学んで役立てたいという気持ちになられたようです。”と感謝の言葉がありました。デイサービスでも癒し的な存在で、Aさんの利用日は穏やかな時間が流れていたとのこと。 私も担当ケアマネとしてAさんに関われたことに感謝です。穏やかでいつも明るく笑顔のAさん。これからは誰かが側にいて不安が少なくなると思います。そしてまた、周りの方を笑顔にしてくれることでしょう。
2022-12-02 17:32:56

オーラルフレイルの学習会をしました

11月26日の土曜日、えくぼサロンのご利用者を対象に、オーラルフレイルの学習会をしました。講師は、圏域の清水包括の宮野保健師です。 「オーラル」とはお口の中のこと、「フレイル」とは虚弱という意味だそうです。年を取ってくると口の周りのささいな衰え感じませんか?むせる、こぼす、柔らかいものばかり食べる、口が乾く、においが気になる、歯が少ないなど、いろいろと思いあたることがありますよね。年だからと放っていませんか?このささいな衰えを感じた時に、歯科受診を定期的に受けて予防、改善していきましょうというお話でした。奥歯が1本ないだけで、噛む力が半分になり、転倒しやすくなるとのこと。ドミノ倒しのように身体の全体がフレイルになって要介護の状態にならないように予防していきたいと強く感じました。「たかが口の中のこと」ではないのですね。改善策として、唾液腺のマッサージ、虫歯予防、歯周病予防の方法も教えていただきました。いつもサロンの中で行っている口腔ケア体操の意味がよく分かったと、皆さん納得されていました。 宮野保健師さんが魚釣りのレクリエーションも用意して下り、みな魚釣りを楽しみました。その様子は日付をクリックしてみてくださいね。
2022-11-22 09:37:18

えくぼサロンで宮川氏作品展開催中

宮川晃さんという91才の方の折り紙作品展をえくぼサロンで開催しています。 サロンの近くにお住まいで、折り紙を指導するのが大好きな男性です。圏域の包括支援センターの職員さんからお話があり、作品展の場所にえくぼサロンを1か月お貸しすることになりました。5月には銀行の中のスペースで作品展を行ったそうです。 サロンの利用者さんたち、サロン横の銀行のATMに待つ人たち、小学生など見ていかれます。包装紙で作った見事な鍋敷き、提灯、手提げ、コマ、箸置き、クリスマス用の飾り、等々あって、どれもこれも素敵です。好きな作品はお持ち帰りもOKで、だんだん作品が減ってきています。91才の高齢でも、自分の好きなことができるって素晴らしいですね。ちなみにデイサービスなど行きたくないのだそうです。むしろ、介護施設で折り紙を教えているとか。いろいろなサービスをいれて、その方の生活を暮らしやすくしていくのがケアマネの仕事と思いがちですが、こんな応援の仕方もあるなあと思いました。11月いっぱいで終了です。皆さん、見に来てくださいね。  
2022-11-16 12:05:43

ワーカーズで試飲、試食会を行いました

ワーカー全員がグリーンコープには加入しているものの、グリーンコープの商品の良さを知っているかなというと、そうでもなかったりしている私たち。では、それぞれのお勧めの商品を紹介して、試食や試飲をしてみようと、県北地域で始めてみました。3ケ月に1回程度の頻度ですが、今回は「ノンホモ牛乳」と「卵」。担当は商品の準備やミニ学習会の準備等を行います。牛乳は市販の物との飲み比べを行いました。参加したワーカーほとんどがノンホモ牛乳を利用していましたが、伝える言葉として「おいしいよ」だけではないものを、学習しました。①まず殺菌温度が違う。72℃15秒殺菌は有用な菌を残す。②カルシウムもたっぷり③脂肪球を砕いて均質化していないので生乳に近い味⑤ビンでおいしさキープ そして体の組織を作る力が高くなっている運動の後の30分以内に飲むと、効率的に筋肉を増やすことができることも学びました。「卵」についてはゆで卵として試食。①飼料が違う。98%が国産。②通風の良い解放鶏舎でゆったり飼育③無洗卵で届けているので、菌の進入を防ぐクチクラ層が破壊されない。安心な卵であることを再確認しました。今日の試食会は、久々のワーカー同士の対面になり、みんなと楽しい時間を共有できたことが何よりでした。次回は2月です。何を食べてみようかな?
2022-11-03 11:10:36

嬉しいお手紙をいただきました

9月の末に急に担当することになったY様。老健入所中で、もう特養の申し込みもしているとか。このまま特養に入所させるのは早いような気がすると、老健のN生活相談員がY様の娘様に「1か月ほど、自宅でお母さんを見ませんか?」と提案されたことがきっかけとなり、娘様は1か月仕事を休んで、お母様の介護をしようと決心されました。福祉用具貸与、ショートステイ、訪問介護のチームで、Y様を支えました。介護が初めての娘様です。おむつの当て方は、どんなおむつがいい?移乗はどうすれば?もうどんどん電話が入ります。訪問介護のT管理者が指導にはいり、特に下剤の調整がうまくいかず、便失禁があったときなど、大活躍でした。朝から晩まで一日中お母様と向き合った娘様から1か月後嬉しいお手紙が届きました。ご本人の了解を得ましたので、ご紹介します。「母とは40年ぶりの同居で、介護に不慣れな私を気遣う優しさ、本来の母らしさ、忍耐強さにもたくさん触れることができました。昔話にも花を咲かせて泣いたり、笑ったり、歌をうたったりしたことも良き思い出となりました。おどけたり、笑顔もいっぱい見せてくれました。コロナ禍でなかなか面会ができないことを危惧しての在宅介護選択でしたが、母とのかけがえのない日々を過ごすことができ、本当に良かったと思っています。ひとえに私をサポートしてくださった方々のお陰だと思っています。ありがとうございました」桜の花が咲く季節に、もし、またお家に帰ってこられたら、サポートしたいねとチームで話しています。
2022-11-01 08:35:33

グリーンコープ「すまいる有福」周年祭をお手伝いしました

10月16日快晴のもと開催されたグリーンコープ「すまいる有福」の周年祭に、ふくしサービスセンターえくぼの皆さんと一緒に参加してきました。開設10周年に感謝を込めて、てんぷらの試食会や野菜等のあおぞら販売、くじ引きなど楽しい雰囲気のイベントで、子供連れの若い家族連れが多く来られていました。私たちは、福祉相談コーナーを担当しました。若い人が多いためか、相談にはつながることはありませんでしたが、外に出てサロンの案内や居宅支援事業所のパンフレットの配布、ヘルパー募集の声かけができました。今回声掛けを行ったことで、もしこれから福祉の事でこまったことがあれば、佐世保にはふくしサービスセンターえくぼやケアプランセンターさせぼがあることを思い出してもらい、なにかお手伝いができればと思いました。また初めて福祉系ワーカーズと生協系のワーカーズが、周年祭の取り組みを通して出会えたことは、小さな一歩ながらよかったなと思いました。
2022-10-04 11:53:30

紙パンツ試着体験レポート第2弾

今回は、「寝る前に尿取りパッドに200ccの水を浸み込ませ、紙パンツを装着して一晩寝る」というシチュエーションで行いました。(事務所にあるものを使いました)ケアマネA:その状態で2~3時間ソファに座っていたが、気持ち悪くてたまらず、寝る前に取ってしまった。紙パンツだけで休んだ。ケアマネB:水を浸み込ませたら、重くて「みつばちハッチ」のような恰好。もこもこして取りたい気分。そのままふとんに入ったが、眠れなくて1時間半で断念して取り外した。ケアマネC:一晩決めた通りのシチュエーションで寝た。尿取りパッドが膨らんで、まるで大きなカステラを股の間にはさんでいるかのよう。仰臥位で寝ると、パットがもこもこし寝にくいので側臥位で寝た。朝起きて椅子に座っても落ち着かない。姿勢悪くなるなと思った。たっぷりと尿を含んだまま歩いたら、そのままストンと床に落ちるのではと想像した。まとめ:またまたすごい感触の体験となりました。ご利用者さんたちは、不満も言わず、毎日この尿取りパッドやおむつに対応していると思うと、偉い!と思ってしまします。慣れてくるのだと思うこともできますが、それでも装着することでのメリット、デメリットをよく考え、利用者の感触を想像できるケアマネになりたいと思います。「おむつをしているのだからその中にしなさい」と声をかける家族がいますが、排泄の自立支援のためにはトイレへの誘導を心掛けたいと思いました。
2022-09-26 16:37:49

知っとってノート(佐世保市独自)ができました

佐世保市は、自分の体の状態や、もしもの場合に望む医療・介護の内容などを記す「佐世保市『知っとってノート』」を制作しました。長崎新聞でそのことを知り、早速市役所にもらいに行きました(ケアマネ3人分含めて6部)。市のオリジナルで「介護予防手帳」と「エンディングノート」の2部構成、一緒になっており、立派なファイルに閉じられています。「介護予防手帳」では、趣味や体の状態を記入する欄や、加齢に伴い心と体の活力が衰えた状態「フレイル」の解説や、予防方法の紹介もあり、目標を立てて健康長寿を目指す内容となっています。健康寿命をのばすことを目標としている私としては、自分のことをしっかり頭の中ではなく、目に見える形で残すことは大事なこと。面白いと感じるところから書き込んでみようという気になります。「エンディングノート」の部分は、家族構成や資産に加えて、望む介護や延命治療、葬儀の内容などを記入できます。生い立ちを書く年表には佐世保市の歴史も添えられており、興味津々。まずは自分で書いてみて、ご利用者にもお伝えしていこうと思います。

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