抱樸館だより

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●2026年1月15日号
~青木館長のひとこと~

 ~「言いたくないことは、言わなくていい」~

抱樸館では、ご入居される皆さんの生活歴、職歴、ご家族のことなど、様々なことをお尋ねします。これは、今後の支援を適切に進める上で非常に大切なことであり、皆さんのことを深く理解するために必要な作業だと考えています。

しかし、聞き取りを行う際、必ずこの言葉を添えるようにしています。

「言いたくないことは、そうおっしゃってください。それ以上は聞きませんから。」

                       
       

支援する側として、皆さんのことを深く知りたいと思うのは当然です。
しかし、それ以上に大切にしているのは、皆さんが安心して、そして心から信頼できる関係を築くことです。言いたくないことを無理に話させることは、その信頼関係を損ねてしまうことになりかねません。

私たちは、皆さんのすべてを「丸裸」にしません。誰にでも、話したくない過去や、心の中に秘めておきたい感情があるはずです。私自身も、もし自分の恥ずかしい過去や考えていることがすべて露わになってしまったら、とてもじゃないですが街を歩けないくらいです。

     
             

私たちは、皆さんが語りたいことを語り、語りたくないことは語らなくてもいい、という「安心できる場所」を提供したいと考えています。



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●2026年1月1日号
~館長 青木から~

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は、皆様の多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

私たちが迎える新しい年。しかし、厳しい寒さの中で、病気で体調に不安を抱える方々や、仕事や生活基盤の不安定さから眠れない夜を過ごしている方々が、今も多くいらっしゃいます。

青木館長

私たちが支援を必要とする方々の実情は、路上で生活されている方だけではなく、アパートの強制退去の期限が迫っている方、ネットカフェなどで一時的に滞在されている方、家はあっても安心して心穏やかに住める環境にない方など、多岐にわたります。

社会の様々な課題が複雑化する中、抱樸館福岡は、一人ひとりの具体的な住居の問題をはじめ、それぞれの課題の解決に向けた支援を、職員一同、精一杯尽くしてまいります。

この活動は、私たちだけの力では決して成し遂げられません。どうか皆さまにも、共に解決に向けて歩んでいただけたら幸いです。

新しい年が、全ての人が心穏やかに、希望を持って暮らせる一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

社会福祉法人グリーンコープ 抱樸館福岡 館長 青木


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