認定こども園 嬉野りすの森保育園

今日の給食、どんな野菜が入っているかな?

賑やかな蝉の声にも負けないくらい元気な子どもたちです。朝の自由遊びに加えて、給食の下ごしらえのお手伝いも楽しんでいます。「野菜にふれる機会を増やすことで、野菜に関心を持ち、喜んで野菜を食べてくれるように。」という思いでとり組んでいます。
エノキをほぐすお手伝いでは、きのこ類のベタベタを感じて、「何これ!?」みたいな表情を見せたり、キャベツちぎりのお手伝いでは、はじめのうちは、楽しいばかりで、ビリビリやっていたのが、段々と芯の辺りに近づき固く巻いている葉を力づくで剥がすことに必死な姿を見せたり、あまり見たことのない大きな冬瓜を見せたときには、ひとりで抱えてみたいと、手伝う私たちの手を払って一生懸命に力をだしたり、パセリちぎりのお手伝いでは、ちぎるとなんとなく、香りがしたのか、鼻に近づけて嗅いだり、備わっている感覚を自ら使って楽しんでいます。さて、給食時間に調理されて子どもたちの前に出てくると、これが今日のね~!と言う間もなく、早くたべたい子どもたち。
ちょっとお腹が落ち着いてきてから、「あっ!ここに入っていたよ!」とつまんで見せると、お皿の中から探そうとする子どもたちです。今、大好きな絵本に、「おんなじ、おんなじ」があります。その言葉を使うこともコラボして、見せ合って、「おんなじ、おんなじ、イェーイ。いっしょ、いっしょ。」と賑やかに楽しく食べています。野菜が苦手だからといって、すぐには食べてくれることには繋がりませんが、周りの友だちや大人が「美味しい!」「おかわり!」といって喜ぶ姿を見ることの積み重ねで、ちょっと食べてみようかなぁという気持ちに繋がっていくと思います。その日を心待ちにして毎日美味しい給食を賑やかに楽しく食べていきます。