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「くらしの困りごと相談室」開所式が行われました 2013年12月16日
12月16日、糟屋郡粕屋町にある「くらしの困りごと相談室」事務所にて、福岡労働局や糟屋郡内の行政、社会福祉協議会、NPO法人北九州ホームレス支援機構、グリーンコープの関係者など20人以上が列席して、開所式が行われました。 開所式では、まず、グリーンコープ共同体 行岡常務理事より、グリーンコープが多重債務問題に取り組んできた経過や生活再生相談室、ファイバーリサイクルセンターでの就労訓練の実績を踏まえて今回の自立相談支援事業を開始した経緯について説明しました。 続いて、来賓より、このモデル事業に寄せる期待や希望が語られました。 外観
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グリーンコープ共同体 行岡常務理事
家庭や人間関係が失われホームレス状態に陥る人の半数以上が多重債務者だという事実を知り、生協ができることとして多重債務問題について取り組んできました。その経験を活かし、くらし全般に関わる困りごとを気軽に相談できる事務所として、地域に根ざしていくことを目指していきます。
山﨑会長 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
福岡県ホームレス自立支援推進協議会 山﨑会長
地域が崩壊していく中で、どういうふうに地域を再生していくかということが、今日本国中で大きな問題となっています。福岡県に相談室が開かれることは本当に心強く、非常に大きな期待をしています。
大橋理事長 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
グリーンコープ生協ふくおか 大橋理事長
グリーンコープに生活再生相談室が立ち上がる時のことを思い出します。このくらしの困りごと相談室もこれから地域の方にとって役に立つものになることを願って、グリーンコープとして見守り、応援していきたいと思います。
奥田理事長 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
NPO法人北九州ホームレス支援機構 奥田理事長
25年間ホームレス支援を続けてきて感じることは、人は出会う人によって変わるということ。この事業にかかわる団体や人は、人としてのあり方、生き方そのものが問われると思います。ここがそういう出会いの場となることを願っています。

青木所長+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
糟屋自立相談支援事務所 青木所長
近年、生活に困っている方が増えています。しかし困っても相談することのできない人も増えています。相談をしないで問題を抱えたままだと社会から孤立してしまいます。困った時にどこに相談すればいいのか分からないという人が、まずは相談してみようと気軽に利用できる最初の窓口として機能していきたいと考えています。そのために、本日開所式に集まっていただいた行政や社会福祉協議会、民間団体の皆さんとネットワークをつくり連携していきたいと思っています。 この事業のキーワードは4つ。「早期的」「個別的」「包括的」「継続的」に相談支援をしていきます。地域の方々に愛され、相談室があってよかったと思っていただけるよう努めていきます。

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スタッフ9人のスタッフは、家計相談支援員や消費生活相談員、臨床心理士など、それぞれの経験を生かし、相談者に寄り添って共に解決方法を考えていきます。